入浴剤の効果
入浴剤ってどのような効果があるの?さら湯のお風呂と色・香り以外に違いはある?というお客様のために、入浴剤の効果についてご紹介します。
入浴剤選びの参考にしてみてください♪
入浴剤の効果
入浴剤の基本的な効果は、身体を温める・痛みを和らげる等の温浴効果と汚れを落とす・皮膚を清浄にする等の清浄効果です。
入浴剤の効果はこの温浴効果と清浄効果が基本ですが、化粧品か医薬部外品かによって表示できる具体的な効能が異なります。

化粧品
化粧品の定義は、『人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪を健やかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。』とされています。
定義化するととても難しいですが、化粧品タイプの入浴剤に表示できる効能は「(汚れを落とすことにより)皮膚を清浄にする」「皮膚をすこやかに保つ」「皮膚にうるおいを与える」等になります。

医薬部外品
医薬部外品の定義は『人体に対する作用が緩和であること。』とされています。人体に対する作用が緩和であるとは、正常な使用方法の下で人体に強い作用を及ぼさないことに留まらず、人体に対しても強い作用を起こさないことを意味しています。
この定義を元に医薬部外品の入浴剤に認められている効能効果は、「あせも・荒れ性・うちみ(打ち身)・肩のこり(肩の凝り)・くじき・神経痛・しっしん(湿しん)・しもやけ・痔・冷え症・腰痛・リウマチ・疲労回復・ひび・あかぎれ・産前産後の冷え症・にきび」の範囲となります。

入浴剤の種類による入浴効果
化粧品と医薬部外品の違いだけでなく、配合されている成分の種類等による違いによって入浴効果が異なる場合があります。
下記でご紹介していきます♪
■炭酸ガス系
湯船に入れるとシュワシュワと泡が出るのが特徴。
湯に溶けた炭酸ガスには血管を広げる効果があるため、血行がよくなります。
血行がよくなった状態で湯につかると体が芯から温まり、肩こりなど筋肉の緊張もやわらぎます。
■無機塩類系
最大の特徴は湯冷めしにくいことです。
塩類が皮膚の表面のたんぱく質と結びついて膜を作り、体の熱の放散を防いでくれます。
当社の入浴剤ではデボラ湖塩配合(整肌成分)・ブルターニュ産ミネラル塩配合(整肌成分)・ヒマラヤ岩塩配合(整肌成分)・モンゴル岩塩配合(整肌成分)などがあります。
■酵素系
一番の効果は肌に負担をかけずに汚れを落としてくれることです。
酵素の働きによって、皮膚の溝に入り込んだ汚れや毛穴汚れなどが落ちやすくなり、肌を清潔に保てます。
当社の入浴剤では、フルーツ酵素配合(整肌成分)などがあります。
■薬用植物
生薬に含まれる成分と独特な香りの働きによって効果がもたらされます。
体が温まるほか芳香によるリラックス効果があるとされています。
当社の入浴剤では、刻みの生薬として健美泉・瑞恵泉・萬翠泉・萬祥湯・萬喜湯、粉末の生薬として温浴素じっこう・薬宝湯・火龍薬湯などがあります。
■スキンケア系
入浴中に保湿成分が皮膚に吸着し、角質の内部まで浸透することで肌に潤いを与えてくれます。
乾燥肌の人におすすめです。
当社の入浴剤では、アサイー果実エキス配合(潤い成分)・コラーゲン配合(潤い成分)・ヒアルロン酸配合(潤い成分)・チアシードオイル配合(保護成分)・ココナッツオイル配合(保護成分)などがあります。

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入浴剤にはいろいろな種類があります。選択する際の参考にしてみてください。
また、お風呂の知識に関して知りたいこと等ございましたらお気軽にお問い合わせください。